PERADOオーナーのブログ

ビリヤード・ダーツ・カラオケバーのオーナーでビリプロのブログです

身体のコントロール

 他のスポーツにも共通かもしれませんが、ビリヤードも身体のコントロールとメンタルのコントロールそれぞれに、上達の課題が出てきます。

 普段の練習では主にプレイ面(身体のコントロール)を鍛えると思いますが、対戦になると加えてメンタルコントロールが重要になりますよね。

 トーナメントなど本番になると、メンタルコントロールがきっかけで、普段よりもアベレージを落としたりする場合もあります。

 

 ビリヤードは、プレイ中は手玉しか撞くことがありません。ですので、手玉の撞点の精度によってプレイヤーのレベルが概ね推測できます。

  • Cクラス ±7mm
  • Bクラス ±5mm
  • Aクラス ±3mm
  • P・SAクラス ±3mm未満 

これは、撞きたい撞点に対する誤差の精度の目安です。

ビリヤードは物理現象ですので、基本的に突いた通りにしか動きません。ですので、撞点のズレは手玉の起動にそのまま影響し、シュートミス・ポジションミスに直結します。

 上級者になればなるほど、撞点の精度も集中力も高いのが一般的です。

プロクラスになると、集中力の度合いにも注意を払います。プレイ中のキューを拭くタイミングなど一呼吸置くタイミングなどは、疲労した集中力を休ませ、再度高めるための意味があります。

 集中力が低下すると、撞点の精度が落ちミスが起こりやすくなります。

 

 撞点の精度を上げるには、支点となるブリッジをいかに固定させられるかがまず大切です。初級者の最初の壁でしょうが、精度を上げるという意味では上級者になっても、注意を払わないと思わぬミスにつながります。