モチベーションとビリヤードのクラス分け
モチベーションって成長には必要な要素ですよね。
今日は、モチベーションアップの方法についてまとめてみようと思います。
分類すると以下のようになります
- 大きな目標はまず大事
- 目先の目標(小さな目標)はもっと大事
大きな目標はBクラスからAクラスへ、あるいはCクラスからBクラスへでもいいかと思います。
ビリヤードのクラスは自己申告制をとっていますので、実力以上の申告も可能です。
しかし、実力以上のハンデで戦うことは、メンタル的にきつかったり、正当な勝利数を上げられなかったりしますので、返って成長の度合いを遅くする事もあります。
一ヶ月の練習時間を36時間以上(週3日×3時間×4週間)取れない場合は少し負荷がかかりすぎるかもしれません。
Cクラスでの優勝を経験してBクラス。 Bクラスの優勝を経験してAクラスで十分かと思います。
小さな目標は、トーナメントでの優勝でかまわないと思います。
優勝はハードルが高いと感じてしまう方は、1回戦突破。あるいは2回戦突破でもいいでしょう。自分の最高成績を伸ばす意識をしましょう。
JPAに参加している方は、個人対戦の勝利で良いかと思います。
ハウストーナメントが身近で開催されていない、あるいは時間的に参加できない。という方もいると思います。
そういう方は、おそらくホームの仲間がライバルとなると思いますので、普段のセットマッチなどの勝利を目標にしてはどうでしょうか。
Cクラスの方の小さな目標は2球の連続ポケット。あるいは3球連続ポケットとなるはずです。
自分の、レベルより1段上の目標を設定できれば成長がついてきます。上達欲が強い方は、2段階くらい上の目標設定をしてみましょう。
一番伸びる性格は、なんといっても“負けず嫌い”な人と言って良いでしょう。
対戦で負けて悔しい思いをするのが、一番成長には必要だと思います。
あまりレベルの差が激しいと、悔しさの質が変わってきます。
一番良い環境は、ライバルがいて少し上のレベルの人がいて、さらに自分より少し下の人がいて。お手本となるレベルのプレイヤーがいると最高です。
参考までにボーラードのスコアと合わせてクラス分けしてみます。
Cクラス(JPAスキル1~3) ボーラード1~60点 マスワリ率1~5%
Bクラス(JPAスキル4~7) ボーラード61~180点 マスワリ率5~18%
Aクラス(JPAスキル7~9) ボーラード181~210点 マスワリ率10~20%
SA・プロ(JPAスキル10以上)ボーラード210~300点マスワリ率18%以上
トーナメントや対戦をやっていると、対戦相手によって得意・不得意が出てくるかと思います。
- 自分より下の人が苦手
- 自分と同じレベルの相手が苦手
- 自分より上の相手が苦手
得意も同様です。得意と思える人は、おそらくプレッシャーもかかりにくい状況でしょうから、シュート率が下がりにくい状態です。
逆に苦手だと感じる相手にはいつもは起こり難いミスが出易い状態かもしれません。
ハウストーナメントハンデは例えば
プロ・SA:5セット Aクラス:4セット Bクラス:3セット Cクラス:2セット
等ショートゲームでのハンデマッチが行われているのが一般的です。
傾向としては、Aクラスの下の人 対 Bクラスの上の人 の対戦ではBクラスの方が優位になります。
クラスを上げたばかりの時期は勝ちにくいわけです。
ですので少なくとも、1回以上優勝を経験してからのクラスアップが良いと思います。
是非、勝ちに拘って対戦に挑みましょう。勝つことによって成長を実感できます。
優勝することによってしか得られないものがあります。